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四柱推命 > 四柱推命講座 > 六十干支の基本
 

■四柱推命講座 目次


■四柱推命の六十干支の基本

四柱推命の基本要素となる、十干十二支から成る六十干支の起源は、古代中国の殷(商)の時代(紀元前1600年頃から)の甲骨文字に見ることができます。 伝説によると、古代中国夏王朝以前の古国時代「堯 舜の時代(紀元前2000年頃)」に、干支による暦が作られたとされています。 陰陽思想、五行思想と十干十二支が結びつき、古来より様々な卜占に活用されています。 六十干支は、日の計算法として使用されていた十干と天球分割法で使用されていた十二支が結びついたものとなります。 当初は干支紀日法として「日付」を表すものとされ、その後「月」「年」とに範囲が拡大され、現代まで至るものとなります。 正確な発祥時期や、最初の基点となる日がいつなのかは不明となります。


六十干支は、干支の組み合わせであるのと同時に、陰陽五行思想と結びつき、陰陽と五行を表すものでもあります。 その性質上、「陽干と陽支」「陰干と陰支」の組み合わせのみとなりますが、五行は十干十二支が各五行で組み合わさります。 干支が同じ五行のものもあれば、相生の五行の組み合わせのものや、相剋の五行の組み合わせのものもあり、六十干支の中にも五行の気の流れを見ることができます。 四柱推命では、この六十干支の干支の関係性が十二運であり、干と支の蔵干の関係性が通変星となります。 六十干支の中でも旺衰強弱があることを考慮することで、六十干支を基本とした四柱推命の看命が、より的確なものとなります。


▼四柱推命の六十干支の覚え方

十干の覚え方は、「甲(きのえ)」「乙(きのと)」「丙(ひのえ)」「丁(ひのと)」「戊(つちのえ)」「己(つちのと)」「庚(かのえ)」「辛(かのと)」「壬(みずのえ)」「癸(みずのと)」と、そのまま反復練習をして覚えてください。 十二支の覚え方は、「子(ね)」「丑(うし)」「寅(とら)」「卯(う)」「辰(たつ)」「巳(み)」「午(うま)」「未(ひつじ)」「申(さる)」「酉(とり)」「戌(いぬ)」「亥(い)」と、そのまま反復練習をして覚えてください。 六十干支は、十干十二支の最初となる「甲子(きのえね)」から「乙丑(きのとうし)」「丙寅(ひのえとら)」と順に続きます。 また、「癸酉(みずのととり)」「甲戌(きのえいぬ)」「乙亥(きのとい)」「丙子(ひのえね)」と十干は「癸から甲」へ、十二支は「亥から子」へ繰り返します。 順に十干十二支が組み合わさり、「壬戌(みずのえいぬ)」「癸亥(みずのとい)」と六十通りの組み合わせの後、「甲子(きのえね)」に戻ります。 このため、陽干は陽支とのみ組み合わさり、陰干は陰支とのみ組み合わさることになります。


▼四柱推命の六十干支の基本

四柱推命の十干の基本


■四柱推命の六十干支の基本


■六十干支の基本的な読みと五行

四柱推命の基本となる、十干十二支から成る六十干支の読みと陰陽、天干地支の五行の一覧になります。 六十干支は四柱推命だけではなく、東洋の占術で活用することが多くなるため、その基本の構成や五行の背景などを理解しておきましょう。 ここでは、六十干支を各旬ごとにまとめて一覧表にしてあります。 空亡を考える際も、六十干支の構成や旬の概念が非常に大事になりますので、参考にしてください。 十干十二支から構成されていますが、その性質上、下記の六十組になるため、六十干支と呼ばれています。


▼六十干支と甲子旬

十干読み陰陽
甲子 きのえ ね 陽 ○
乙丑 きのと うし 陰 ●
丙寅 ひのえ とら 陽 ○
丁卯 ひのと う 陰 ●
戊辰つちのえ たつ 陽 ○
己巳つちのと み 陰 ●
庚午 かのえ うま 陽 ○
辛未 かのと ひつじ陰 ●
壬申みずのえ さる 陽 ○
癸酉みずのと とり 陰 ●
空亡戌亥 いぬ い

▼六十干支と甲戌旬

十干読み陰陽
甲戌 きのえ いぬ 陽 ○
乙亥 きのと い 陰 ●
丙子 ひのえ ね 陽 ○
丁丑 ひのと うし 陰 ●
戊寅つちのえ とら 陽 ○
己卯つちのと う 陰 ●
庚辰 かのえ たつ 陽 ○
辛巳 かのと み 陰 ●
壬午みずのえ うま 陽 ○
癸未みずのと ひつじ陰 ●
空亡申酉 さる とり

▼六十干支と甲申旬

十干読み陰陽
甲申 きのえ さる 陽 ○
乙酉 きのと とり 陰 ●
丙戌 ひのえ いぬ 陽 ○
丁亥 ひのと い 陰 ●
戊子つちのえ ね 陽 ○
己丑つちのと うし 陰 ●
庚寅 かのえ とら 陽 ○
辛卯 かのと う 陰 ●
壬辰みずのえ たつ 陽 ○
癸巳みずのと み 陰 ●
空亡午未 うま ひつじ

▼六十干支と甲午旬

十干読み陰陽
甲午 きのえ うま 陽 ○
乙未 きのと ひつじ陰 ●
丙申 ひのえ さる 陽 ○
丁酉 ひのと とり 陰 ●
戊戌つちのえ いぬ 陽 ○
己亥つちのと い 陰 ●
庚子 かのえ ね 陽 ○
辛丑 かのと うし 陰 ●
壬寅みずのえ とら 陽 ○
癸卯みずのと う 陰 ●
空亡辰巳 たつ み

▼六十干支と甲辰旬

十干読み陰陽
甲辰 きのえ たつ 陽 ○
乙巳 きのと み 陰 ●
丙午 ひのえ うま 陽 ○
丁未 ひのと ひつじ陰 ●
戊申つちのえ さる 陽 ○
己酉つちのと とり 陰 ●
庚戌 かのえ いぬ 陽 ○
辛亥 かのと い 陰 ●
壬子みずのえ ね 陽 ○
癸丑みずのと うし 陰 ●
空亡寅卯 とら う

▼六十干支と甲寅旬

十干読み陰陽
甲寅 きのえ とら 陽 ○
乙卯 きのと う 陰 ●
丙辰 ひのえ たち 陽 ○
丁巳 ひのと み 陰 ●
戊午つちのえ うま 陽 ○
己未つちのと ひつじ陰 ●
庚申 かのえ さる 陽 ○
辛酉 かのと とり 陰 ●
壬戌みずのえ いぬ 陽 ○
癸亥みずのと い 陰 ●
空亡子丑 ね うし

[四柱推命の六十干支の基本] [六十干支の覚え方]

■六十干支の基本的な読みと五行


■六十干支の旺衰強弱

四柱推命で重要になる六十干支の構成と旺衰強弱の一覧になります。 十干十二支から成る六十干支は、陰陽五行思想が背景にあり、十干と十二支の関係性において旺衰強弱の関係が存在します。 天干から見た地支との関係から、六十干支の基本的な旺衰強弱を判断することができます。 天干と地支蔵干の関係性から、干支の通変星を考慮することができ、天干と地支の関係性から十二運を考慮することができます。 四柱推命の各柱を構成する六十干支の旺衰強弱や、大運の旺衰強弱と命式への影響を考慮することで、看命や幸運を鑑定することができます。


年柱、月柱、日柱、時柱、大運を構成する六十干支を個別で判断することで、各年齢域の背景を推察することができます。 主干となる日干との関係性により、詳細を紐解くことができますが、背景となる六十干支を考慮することで、詳細な状況や可能性などを確認することができます。 下記の一覧からわかるように、旬ごとに特徴が表れており、視点を変えると空亡の十二支毎に旺衰強弱があることが分かります。 甲寅旬(子丑空亡)の十個の干支は非常に強くなり、甲申旬(午未空亡)の十個の干支は非常に弱くなる背景があります。


このような六十干支の背景や構成を意識し、四柱を構成する十干十二支のそれぞれの関係性を考慮することで、様々なことを推察することができます。 非常に複雑な内容になりますが、基本となるのは陰陽五行思想と十干十二支の関係性になりますので、複雑に考えずに基本に忠実な看命をすることが大事になります。


▼六十干支と甲子旬

十干通変
甲子印綬沐浴
乙丑偏財
丙寅偏印長生
丁卯偏印
戊辰比肩冠帯
己巳印綬帝旺
庚午正官沐浴
辛未偏印
壬申偏印長生
癸酉偏印

▼六十干支と甲戌旬

十干通変
甲戌偏財
乙亥印綬
丙子正官
丁丑食神
戊寅偏官長生
己卯偏官
庚辰偏印
辛巳正官
壬午正財
癸未偏官

▼六十干支と甲申旬

十干通変
甲申偏官
乙酉偏官
丙戌食神
丁亥正官
戊子正財
己丑比肩
庚寅偏財
辛卯偏財
壬辰偏官
癸巳正財

▼六十干支と甲午旬

十干通変
甲午傷官
乙未偏財
丙申偏財
丁酉偏財長生
戊戌比肩
己亥正財
庚子傷官
辛丑偏印
壬寅食神
癸卯食神長生

▼六十干支と甲辰旬

十干通変
甲辰偏財
乙巳傷官沐浴
丙午劫財帝旺
丁未食神冠帯
戊申食神
己酉食神長生
庚戌偏印
辛亥傷官沐浴
壬子劫財帝旺
癸丑偏官冠帯

▼六十干支と甲寅旬

十干通変
甲寅比肩建禄
乙卯比肩建禄
丙辰食神冠帯
丁巳劫財帝旺
戊午印綬帝旺
己未比肩冠帯
庚申比肩建禄
辛酉比肩建禄
壬戌偏官冠帯
癸亥劫財帝旺

[四柱推命の六十干支の基本] [六十干支の覚え方]

■六十干支の旺衰強弱


■六十干支の基本的な象意

六十干支は十干と十二支の組み合わせにより成り立ちます。 十干と十二支はそれぞれに意味や陰陽五行の背景がありますが、組み合わさり六十干支になることで、様々な性質を持つことになります。 十干は十二支と逢うことで時節的背景を持つことになり、十二支は十干と逢うことで性質が定まります。 六十干支は十干と十二支が出会うことにより、一つの世界観を持ち存在することになります。 この六十干支の世界観を視点として、四柱推命での看命をすることにより、対象となる人の性質や方向性、背景や世界観などを解釈することができます。


▼六十干支甲子旬の基本象意

十干象意
甲子厳寒の寒帯樹
乙丑凛冽の雪中花
丙寅黎明の曙光
丁卯馥郁の猛火
戊辰愉悦の連峰
己巳秀麗の牧野
庚午勇躍の錫鉱石
辛未豊潤の翠玉
壬申穏健の碧海
癸酉玲瓏の霖雨

▼六十干支と甲戌旬

十干象意
甲戌寂寥の針葉樹
乙亥氷霜の山茶花
丙子厳寒の落陽
丁丑凛冽の篝火
戊寅黎明の峻峰
己卯馥郁の緑野
庚辰愉悦の銀鉱石
辛巳秀麗の紅玉
壬午勇躍の荒海
癸未豊潤の慈雨

▼六十干支と甲申旬

十干象意
甲申穏健の落葉樹
乙酉玲瓏の彼岸花
丙戌寂寥の残照
丁亥氷霜の武火
戊子厳寒の霊峰
己丑凛冽の曠野
庚寅黎明の鉛鉱石
辛卯馥郁の蒼玉
壬辰愉悦の深海
癸巳秀麗の豪雨

▼六十干支と甲午旬

十干象意
甲午勇躍の熱帯樹
乙未豊潤の紫陽花
丙申穏健の斜陽
丁酉玲瓏の燈火
戊戌寂寥の名峰
己亥氷霜の荒野
庚子厳寒の鉄鉱石
辛丑凛冽の藍玉
壬寅黎明の滄海
癸卯馥郁の霧雨

▼六十干支と甲辰旬

十干象意
甲辰愉悦の広葉樹
乙巳秀麗の赤薔薇
丙午勇躍の烈日
丁未豊潤の烈火
戊申穏健の秀峰
己酉玲瓏の原野
庚戌寂寥の銅鉱石
辛亥氷霜の真珠
壬子厳寒の絶海
癸丑凛冽の氷雨

▼六十干支と甲寅旬

十干象意
甲寅黎明の常緑樹
乙卯馥郁の福寿草
丙辰愉悦の陽光
丁巳秀麗の業火
戊午勇躍の高峰
己未豊潤の沃野
庚申穏健の金鉱石
辛酉玲瓏の金剛石
壬戌寂寥の溟海
癸亥氷霜の凍雨

[四柱推命の六十干支の基本] [六十干支の覚え方]

■六十干支の基本的な象意




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